よもやま茶飯事

心に浮かんだことを書き綴ります

ちょこっと自己紹介

こんにちは ヨモです。元号が改まったことを契機にブログを書き綴っていこうと思っています。仕事上のウェブサイトやブログがあるのですが、そこには書けないこともあるため、そうした事はこちらに記してみようと思っています。よろしくお願いします。

 

さて簡単に自己紹介をしておきます。もし私が会社員なら、そろそろ定年を意識する年齢です。今は自営業なので定年はありません。これまで数回、転職をして、今は一人で仕事をしています。法人の代表者でもありますが、社員はいないので実質的には個人事業主と変わりません。

 

自営業で一番良いのは、やりがいがある好きな仕事を、年齢に関係なく、いつまでもできることです。会社員と違ってやりたくない仕事を押しつけられたり、人事異動によって気に入っている仕事から外されることはありません。

 

また人間関係でよけいな気を遣うこともありません。上司がいませんから、仕事について指示をされたり、介入を受けることがありません。また部下や周囲の人たちの協力を取り付けるといった必要もありません。

 

自分のしたい仕事を選び(もちろん売り上げのため、やらざるを得ない仕事も多々あります)、自分のペースで、自分のやりたいよう進めても、誰からも文句は言われません。これはホントに気が楽で、ストレスとは無縁です。

 

自営業のメリット(逆に読めば会社員のデメリット)

  • やりがいのある仕事が、年齢に関係なくできる
  • したくない仕事は断れる
  • 人間関係の煩わしさがない

 

逆に困るのは、まず保障がなくなることです。自由に仕事はできますが、その代わり、すべてが自己責任です。

 

利益がないと生活が成り立ちませんし、病気やケガをして動けなくなっても労災保険からの各種の補償や、健康保険の傷病手当金といった収入の補填はありません。仮に廃業という事態になっても雇用保険の給付も受けれらません。

 

信用力が乏しく困ることもあります。私は経験がありませんが、リースやローンの審査が通らないとか、クレジットカードが作れないといった話は耳にします。

 

また自分一人の自営業という場合は、 経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)が限られるため、規模の拡大が困難です。かと言って人を雇うと事業主としての雇用責任が生じるだけでなく、人間関係の煩わしさも覚悟しなければなりません。

 

調査結果 「独立自営業者」の就業実態

※会社に雇用されず、自分も人を雇わずに報酬を得ている人たちの実態調査です。 

 

自営業者と会社員の関係は、ペットと単独行動の野生動物の関係に似ています。ペットであれば飼い主がいて、行動はいろいろ制限されますが、時間になればゴハンをくれますし、病気になれば病院へ連れて行ってくれます。

 

オヤツを待つネコの写真




 単独で生活する野生動物は飼い主や群れのリーダーがおらず、自由に暮らせますが、売り上げというエサは自分で確保しなければなりません。ケガや病気になると、自分で治すしか術がなく、最悪の場合、命にかかわります。

 

会社員のメリット(逆に読むと自営業のデメリット)

  • 毎月、必ず給料があり、安定している
  • 病気やケガで休んでも公的な補償がある
  • 会社の信用力を無償で拝借できる

 

 これから会社の定年はさらに延び、職業人生は長くなる一方なので、会社員でも起業する人や、副業する人も増えていくでしょう。会社員がいいのか、自営業者がいいのかは人によりけりだと思います。それぞれに良さもあれば、デメリットもあります。

 

若いうちに、会社員と自営業の両方を経験してみると、自分はどちらが性に合っているかがわかります。でも自営業を経験するにはおカネと度胸、それに家族の理解と協力も必要です。もう少し、柔軟な働き方が試せる世の中になるといいのですが・・・

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。次回またお目にかかりましょう。