よもやま茶飯事

心に浮かんだことを書き綴ります

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

枕草子・第7段 上に候ふ御猫は その1

枕草子・第7段はペットを巡るお話。猫は平安時代にペットとして飼われていましたが、犬はペットというより狩猟のために飼われていたようです。そんな犬と猫との違いがわかるプロローグで物語は始まります。 第7段 上に候ふ御猫は 1/2 上に候ふ御猫は かう…

徒然草・第6段 わが身のやんごとなからんにも

わが身の やんごとなからんにもわが身が、高貴であろうような場合でも まして 数ならざらんにもましてや、物の数に入らぬ身分である場合も 子という物 なくてありなん子供というものは、いないに越したことはない

枕草子・第5段 大進生昌が家に その3 (最終)

これまで、清少納言に笑い者にされている平生昌(なりまさ)ですが、今回も言葉使いや振る舞いが嘲笑のネタになります。 第6段 大進生昌が家に 3/3 姫宮の御方の童(わらは)べの 装束つかうまつるべきよし 仰せらるるに中宮さまが、姫宮である脩子内親…